研究者情報
研究者名 |
三浦 直子(みうら なおこ) |
研究分野 |
社会学理論と社会調査の研究
(1) ブルデュー社会学における理論形成と社会調査の研究
(2) 地域行政や地域イベントに関するアンケート調査の研究
(3) インターネットの利用とセキュリティ意識に関する実証研究 |
研究業績 |
- 2017年4月「情報通信技術がもたらす社会変動とリスク:ネット炎上を考える」春日清孝他編著『<社会のセキュリティ>を生きる:「安全」「安心」と「幸福」との関係』学文社(第3章)
- 2017年1月「ブルデューのパノフスキー受容と社会学的展開:美術史研究を反省的社会学に継承する『手法』」慶應義塾大学『法学研究』第90巻第1号
- 2016年11月「ハビトゥス概念と美術史研究:ブルデューによる『ゴシック建築とスコラ的思考』の後書きをめぐって」日仏社会学会『日仏社会学会年報』第27号
- 2016年9月『現代社会を読み解く知』学文社(共編著)
- 2016年3月「スマートフォンのセキュリティ意識・知識・行動:大学生へのアンケート調査を通じて」『神奈川工科大学研究報告A:人文社会科学編』40号(共著)
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卒業研究 |
■研究室紹介
卒業研究では、各自が関心をもった社会問題や社会的事象について、フィールドワークを行ってもらいたいと考えています。それは、ふたつの意味で「問題発見」型の調査となるでしょう。ひとつは、社会の変化の発見です。未だかつてない社会変動を迎えつつある現代日本にあって、変化の波をまさにかぶりつつある最先端の「現場(フィード)」で生きる人々のなまの声に触れること。さらに、そこから自分なりの分析で、変化する社会の姿を探求すること。これらは、卒業研究にふさわしい学問的価値がある取り組みだと思います。「問題発見」のふたつ目は、自分自身についての問いかけです。フィールドワークを行う際、訪問した先で「どのような興味で・なぜ私たちを調査するのか」という問いを突きつけられると思います。(たとえ誰かに直接、尋ねられることがなくても、その問いを意識しながら調査に臨んでください。) 皆さんは、まず自分たちが何者であるのか、なぜ自分が調査しようとしているのかを自らに問いかけ、相手に分かるよう説明しなければなりません。自分とは関係のない他人事を調査して事足れりとするのではなく、一人一人が自分自身に問いかける姿勢を持ちつづけることが大切です。
意欲的に取り組めば、卒業研究は、多くの発見がある実り豊かなものとなります。初心を忘れずに、粘り強く頑張りましょう。
■卒研テーマ一覧(年度順:2016年度~2002年度)
- 折り込みチラシとWeb広告の比較(2016年度)
- スマートフォンとSNSのセキュリティ(2016年度)
- セキュリティ意識・知識・行動の関係(2014年度)
- ネットショッピングにおけるクチコミの影響(2014年度)
- インターネットが就職活動に及ぼす影響(2014年度)
- ケータイ・スマホ所有者の対応分析(2011年度)
- アニメの聖地巡礼と地域交流(2010年度)
- ヴィジュアル系バンドの対応分析(2010年度)
- 学習における動機づけの影響(2010年度)
- 環境問題と学生の意識(2008年度)
- 北京オリンピックの社会学(2008年度)
- 食事のマナーと家庭環境(2007年度)
- 捨てられたペットの処分と保護(2007年度)
- 携帯電話の購入行動と企業戦略(2007年度)
- 大学生のレポート作成とコピペ思想(2007年度)
- ひまわり学校の歴史と現状(2006年度)
- オンライン・ゲームの諸問題(2006年度)
- 精神障害に対する差別と偏見(2006年度)
- 公共路線バスにおける福祉車両(2005年度)
- 就職活動に求められる学生像(2005年度)
- 他人の眼差しと自己イメージ(2005年度)
- 障害者ドラマの影響力(2005年度)
- 遠距離介護(2005年度)
- 障害者に対する大学生の意識(2004年度)
- 不妊治療を受ける夫婦への支援(2004年度)
- 小田原市の高齢者施設(2004年度)
- ホームヘルパーとケアマネージャーの役割(2004年度)
- 深夜徘徊する子どもたち(2004年度)
- 若者とパチンコ依存症(2004年度)
- 国際ボランティア活動(2002年度)
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外部サイト
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